「同じ計算なのに、なんであの人はあんなに速いの?」―― 暗算の速さは、生まれつきの才能ではなくちょっとしたコツと練習で身につきます。 このページでは、すぐ使える暗算テクニックと、速さを育てる練習のコツを、具体例つきでやさしく紹介します。
この記事でわかること
- 暗算が速い人がやっている考え方
- 左から計算する/数を分解するテクニック
- 補数・きりのいい数の使い方
- 速さを育てる練習のコツ
1. 「左から」計算する
筆算は一の位(右)から計算しますが、暗算は大きい位(左)から計算すると速くなりやすいです。答えのだいたいの大きさが先に分かるからです。
2. 数を「分解」する
計算しやすい形に分けてから計算します。かけ算で特に効果的です。
「キリのいい数に近づけてから調整する」のがコツです。
3. 補数(ほすう)を使う
10・100・1000などとの差を使うと、引き算がぐっと速くなります。
足し算でも使えます。98+57なら、98を100にして157、そこから2を引いて155です。
4. 速さを育てる練習のコツ
- やさしい問題を毎日:難問より、確実に解ける問題のくり返しが速さを育てます。
- 時間を計る:同じ問題数を「何秒で解けたか」を記録すると、成長が見えてやる気が続きます。
- 正確さが先、速さは後:まず確実に正解、それからスピードを意識します。
- 少しずつ難しく:桁数や種類を段階的に上げていきます。
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よくある質問(FAQ)
Q. 暗算は左から計算したほうが速いのですか?
A. 暗算では大きい位(左)から計算するほうが、答えのおおよその大きさが先に分かり速くなりやすいです。48+36なら、40+30=70、8+6=14、合わせて84と考えます。
Q. 補数を使うとはどういうことですか?
A. 10や100など「きりのいい数」との差を使う方法です。1000−678は、678を1000にするには322なので答えは322。98+57なら98を100にして157、2を引いて155です。
Q. 速さと正確さ、どちらを優先すべきですか?
A. 最初は正確さを優先しましょう。確実に正解できる問題が増えてから、少しずつスピードを意識します。速さだけを追うとミスが増えます(→ 計算ミスを減らす方法)。
Q. 子どもの計算がなかなか速くなりません。
A. やさしい問題の反復と、タイムを計る工夫が効果的です。詳しくは 子どもの計算が遅い時の練習法 を参考にしてください。